2017年 11月 29日
薪壁について
薪壁は、建築であってはならない。
塀であってほしい。地につながる。
最近薪ストーブの物件が続いている
どんな薪壁にするのか また 新たな風景にするのか
現場それぞれに 答えは違ってくる
基礎に緊結されて屋根があれば 法律的には建築であるが
そういうことでなく
そのものに外部と内部という境界があるのか
またその境界の捉える視点の高低差を持つのか 持たないのかということ
その個々の性質が その他の建築や庭 植栽 車等 風景までも
外部の物との関係性が違って生まれてくる
イサム・ノグチ庭園美術館にある 石の円弧
薪壁とは比べ物にならないほどの存在感を放つものもある
物の存在とは そういう他者との関係性も作り出してくれる
どう捉えるのか 答えは出ていない
by yukitmo
| 2017-11-29 23:26
| kado
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